農業界と経済界の連携について

JAグループと経団連は、経済界と農業界の相互理解の促進を図り、連携強化の取り組みを進めるため、平成25年11月に「経済界と農業界の連携強化ワーキンググループ」を設置し、翌26年5月に「活力ある農業・地域づくり連携強化プラン」を策定・公表いたしました。

その後、経団連会員企業とJA全農等を中心に「生産」「物流・加工」「国産農畜産物需要拡大(輸出促進等)」の3分野に分けて協議を行い、現在JA全農と企業間での個別協議により、提携プロジェクト創出に向けた取り組みを進めております。

今後も、具体的な成果につなげるための実証実験や農業者ヒアリングなど、中長期的な検討を要するものがあることから、連携強化ワーキンググループの下に「連携事務局」を置き、現在進行中のプロジェクトの管理を行いつつ、農業界ならびに経済界からの新たな提案についても引き続き受け付け、都度マッチングを図ってまいります。

現在進行中のプロジェクト

農業資材の開発

アサヒグループホールディングス

テーマ

ビール酵母を活用した農業資材の実践活用

区分 | 新たな資材・栽培技術の提案(生産イノベーション)

概要

ビール酵母を活用した農業資材「CW1(液状複合肥料)」、「CW2(土壌改良資材)」の活用提案。
酵母の働きにより 通常の肥料資材とは異なる効能があり、気候変動に左右されずに農産物の収量増加や品質向上が期待できる。

進捗状況

全農本所・特定県域にて試験に向けた協議を行ない、今春より実証試験を実施。

CW1
CW2

スマートアグリシステム

クボタ

テーマ

KSAS(クボタスマートアグリシステム)

区分 | 農業ICTの提案(生産イノベーション)

概要

KSASにより、(1)食味センサー(水分・タンパク質含有率の算出)、収量センサー搭載のコンバインによる高収量・高品質良食味米農業の実現、(2)作業・栽培記録の蓄積・分析による作業効率の向上・コスト低減、(3)栽培工程管理による安心・安全な農作物づくり、(4)機械稼働情報の自動収集による農機セルフメンテナンスの容易化、を実現する。

進捗状況

今回の取組を通して県域との情報共有化が深化。さらなる導入拡大をすすめる。

アグリネット

ネポン

テーマ

アグリネット

区分 | 農業ICTの提案(生産イノベーション)

概要

ICTクラウド「アグリネット」を利用した、(1)温度・湿度・CO2などハウス内栽培データに関する警報とモニタリング、(2)カオンキ・CO2発生機などのハウス内機器制御、(3)営農日誌・農薬散布記録簿など生産・販売に役立つシステムとコンテンツ構築、の提供。

進捗状況

今回の取組を通して県域との情報共有化が深化。さらなる導入拡大をすすめる。

農産物の品種開発

シンジェンタ

テーマ

加工・物流適性の高い野菜品種の取組

区分 | 国産農畜産物の物流・加工価値向上提案(物流・加工イノベーション)

概要

同社の種子開発技術による、キャベツ・レタス・ブロッコリー等における加工・物流適性の高い品種の提案。

進捗状況

さらに取扱県域の拡大を図るよう、全農と同社で連携し取組意向県域との具体的協議を進めている。

国産農畜産物の商品価値向上

凸版印刷

テーマ

商品の価値を伝え売る仕組み・支援

区分国産農畜産物の商品価値向上提案(国産農畜産物需要拡大)

概要

(1)調査・マーケティング、(2)ブランド商品開発としてのPB商品・パッケージデザイン開発、(3)通販システムの構築運営、(4)オムニチャネル・Webメディア支援などの販売促進提案など、国産農畜産物を素材(原材料)とした商品企画からプロモーション・コミュニケーションまでの総合提案。

進捗状況

取組意向県域にて、県産農畜産物のブランド価値向上に向けた個別協議を実施。一部県域にて具体的連携に向けた協議を継続中。

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