イタリア レストランウィークへの和牛の提供

平成28年(2016年)は日本とイタリアが日伊修好通商条約を締結してから150年目にあたり、日本・イタリア両国の各地で日伊国交150周年記念イベントが行われました。

この一環として、農水省はイタリアの3都市(ローマ・ミラノ・フィレンツェ)のレストラン計16店舗において、6月17日から23日までの1週間、日本産和牛を使ったメニューを提供する「日本食レストランウィークinイタリア」を開催しました。

 

JAグループは、平成27年(2015年)に開催されたミラノ万博にて日本食の紹介・プロモーションを行い、好評を博しましたが、これを一過性に終わらせないため、今回のレセプションをポストミラノ万博対応と位置づけ、輸出拡大に向けた和牛の認知度向上および販売ネットワーク強化等をはかるため、全中・全農から各レストランに和牛の提供を行いました。

 

各レストランのシェフ・来客、またレストランを訪れた現地ジャーナリストからは、「加熱するとトロリと溶け、肉に柔らかさが増す脂」、「柔らかさ、味、芳香が絶妙のバランスが保れている」など、和牛に対する称賛の声が多数寄せられました。

また、イタリアで最も権威のある食専門の出版社である「Gambero Rosso」のホームページをはじめ、多くのフードジャーナリストのブログに、このイベントや和牛に関する記事が掲載され、和牛の食味に関してだけではなく、品質の特徴、飼育方法、日本の食文化等の背景までPRされるなど、大きな反響が得られました。

 

Gambero Rossoのホームページでのイタリアレストランウィークの紹介記事

 

 

今回のイベントを通して、JAグループも国産農畜産物のPRや新たな市場開拓手法の確立(地元シェフによる現地の嗜好に沿ったメニューの考案)など成果があった一方、イベント後の営業フォローやバイヤー等との関係構築、物流コストの低減やコールドチェーンの確立などの課題も発見できました。

シェフからは、「食味・品質は素晴らしいが価格が高額であるため、引き続き和牛メニューを提供するのは難しい」、「付き合いのあるバイヤーは日本産の和牛を扱っていない」などの声が寄せられました。

JAグループは今後も引き続き和牛のPRを展開するとともに、今回課題として発見できた現地業者との連携や物流コストの低減等に取り組み、和牛の更なる輸出拡大に挑戦します。

 

レストランで提供された和牛メニュー

サポート・相談受付

輸出に関する質問やご相談はこちら

ページトップへ