考えてみよう
わたしたちの食・地域・農業

※掲載情報は2019年3月現在のものです。

  • 笑味ちゃん

    中家会長!最近よく、「食料安全保障(しょくりょうあんぜんほしょう)」って言ってるね。でも、食料安全保障って、何のことなの??

  • 中家会長

    笑味ちゃん、勉強熱心だね。食料安全保障というのは、すべての人たちが、いつでも、ちゃんと体にいい食べ物を食べ続けられるようにしようという、大切な考え方のことだよ。

    国際社会における「食料安全保障」の定義

    中家会長

  • 笑味ちゃん

    へえー、そうなんだ。言葉の意味は分かったけど、中家会長は、その食料安全保障をなんで言っているの?日本って、食べ物が足りてないの??

  • 中家会長

    実はね笑味ちゃん、日本は食料が足りているように見えて実は全然足りてないんだ。みんなが食べる分の38%しか作れていなくて、これは分かりやすくいうと、10人いたら6人分の食べ物を自国で作れず他国のお世話になっているということを意味する。これは、先進国では最低の状況なんだ。

    わが国の食料自給率は38%、先進国の中で最低水準

    中家会長

  • 笑味ちゃん

    え、日本ってそんなに食べ物が少ない国だったの!?他の国に何かあったら大変…。中家会長、他の国の人たちはこれからも日本に食べ物を届けてくれるかな。

  • 中家会長

    今は届けてくれているけど、これからは分からない。授業で習ったかもしれないけれど、世界の人口はどんどん増えている、そして今、温暖化などで世界中で災害がたくさん起きていて農産物がとれなくなったりもしている。他の国がいつまでも日本に農産物を届けてくれるかは本当に分からない時代になってきているんだ。

    世界的な異常気象・自然災害の多発

    中家会長

  • 笑味ちゃん

    食べ物は毎日必要なものなのに、これじゃ、この先が心配だよ。日本の中で、もっと食べ物も農産物も作れないのかな??

  • 中家会長

    その通り。笑味ちゃんの言うように、今こそ日本で、たくさん農産物を作っていかなくてはならない。農家はみんなそう思いながら、暑い日も寒い日も、雨の日も雪の日も、みんなに美味しい農産物を届けようって頑張っている。でも実は、農地も、農家も、日本全体で過疎化や高齢化が進む中で、減り続けているんだ。

    中家会長

  • 笑味ちゃん

    えっ!?日本の農地や農家ってそんなに減っているの??

  • 中家会長

    そうなんだ。直近3年程度をみると、1年で農地は約3万haずつ、農家(農業就業人口)は約11万人も減少している。これは1日に例えるなら、今日この一日でも東京ドーム17個分の農地が失われ、300人の農家が農業をやめてしまっているということなんだ。

    食料自給の基本は「農地」と「人」、近年大きく減少

    中家会長

  • 笑味ちゃん

    私、中家会長がなんでいま食料安全保障が大切ってよく言うのか、わたしたちの食べ物と農業が今どれだけ大変な時にあるのか、すごく理解できたよ!私も、このことをもっとよく知って欲しいな。「よい食プロジェクト」も、今まで以上に頑張りたいっ!

  • 中家会長

    笑味ちゃん、ありがとう。私も、全国の仲間とともに、今一生懸命やっている「JAの自己改革」に加えて、「食料安全保障の確立」に向けた取り組みと提案をとことんやっていくよ。日本の素晴らしい食と地域がずっと持続可能に育まれるように頑張るよ。

    中家会長

  • 笑味ちゃん

    うんっ!一人でも多くのみんなに、日本の食料や農業、地域がもっともっと愛されるように、一緒に頑張ろうっ!!

  • オーッ!

    中家会長

    笑味ちゃん

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